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金の月銀の月
第6章 break with my past
何度も絶頂に達し、美枝子はクタクタになっていた。

一真は美枝子を前に衰えなかった。

「美枝子を離さない!」
何度も美枝子の中に精液を注ぎ込んだ。

美枝子は放心状態で、冷たい床に寝転んでいた。
一真は美枝子に覆い被さりながら抱き締めていた。

暖房がついていたが、やはり床は冷たかった。
美枝子は寒さでゆっくり起き上がった。

そして散らばった自分の服を集め、トイレに向かった。

そして、しばらくトイレで自分の中に入った一真の精液を出していた。


こんな男を何故好きでいるのか分からない。

トイレで泣きながら洋服を着た。

涙を拭きながらトイレから出ると
一真がカウンターに座っていた。

美枝子は
「璃子とはもう会わないでください。」
一真を睨みつけながらキツイ口調で言った。

「美枝子さんが俺のものになるなら…」

一真は立ち上がり美枝子を抱き締めた。


美枝子は返事もせずに、抱き締められた腕を解いた。
そして、無言で店から出たのだった。


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