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金の月銀の月
第6章 break with my past
美枝子は、食事を終え店を出ると、気分が悪くなった。
クラクラとし、吐き気を催しだした。

「副作用かしら…」
食事の後に薬を飲めば良かったと、後悔していた。

「美枝子さん?」
美枝子の身体の急変に山田は驚いていた。

「あ…ごめんなさい。大丈夫です。」
我慢をしていたが、やはり山田に気付かれてしまった。

「薬の副作用のようなので…大丈夫です。すみません。」
マンションの前まで山田は送ってくれた。
美枝子は山田にお礼を言い、
「もう少し…もう少し…」
そう思いながらエレベーターを待ったが
我慢仕切れなくなりそうで、マンション一階にあるトイレに入った。

吐いて暫く休み、持っていたミネラルウォーターを飲んだ。

そして、ゆっくりとトイレから出て、エレベーターに乗った。

少し体調が良くなり、深呼吸をした。

自分の部屋まで来ると、安心して鍵を開け入った。

山田が、心配していると思い、電話をかけたが、
忙しいらしく、電話に出なかった。

突然、玄関のドアが開き、美枝子は誰かに羽交い絞めにされた。

「いや、辞めて…」
力が出ずにそのまま美枝子は倒れこんだ。

持っていたバッグも飛び中身が飛び散った。

よく見ると一真だった。

「一真さん?何を?」

一真の目は怖かった。

「あの男は誰だ?ん?」

「あの男?」

「何をしてきたんだ?この尻軽女が!」

「え?何もして無いわ。そんな関係じゃ無いもの…」
力無く美枝子は答えた。

「確かめてやる!」

一真は美枝子に覆い被さり、ストッキングを剥ぎ取った。

「いやよっ、辞めて。こんな酷い!」
一真は美枝子を殴った。

美枝子は意識がぼうっとし、そのまま意識が遠のいた。

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