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金の月銀の月
第6章 break with my past
「一真さんとママは不倫をしていたの。」
「は?」
「ママは一真さんを好きだったわ。」
「何言ってるの?年が…」
「年なんて関係ないって、璃子は言ったのに。」
「でも、ママは…ママじゃん。」
「ママも、女だから。」
一真は二人の間に入り
「二人共俺のものになれば問題ないよ。」
と言った。
「ママは一真さんを好きだったけど、一真さんは沢山の女性を一度に好きになれるの。それから一真さんは、好きな人を傷付けるの。ズタズタに…」
「美枝子は、そういうのが好きなんじゃないのか?」
「愛を感じないセックスは暴力なの。」
「美枝子、愛してるよ。愛してる。暴力なんかじゃない。こんなに美枝子を愛してるから。」
一真は美枝子にジリジリと近付いてきた。
「一真さん?」
璃子は震えていた。
美枝子は一真を睨みつけ
「あなたのは自己愛よ!」
一真は美枝子の頬を殴り、テーブルに押し倒した。
美枝子は抵抗したが、力が出なかった。
「愛してるよ。美枝子。」
美枝子のセーターを捲り上げた。
「ママ…ママ…」
璃子は叫んでいた。
喫茶店のドアが急に開いた。
山田が入ってきたのだった。
「愛って、人それぞれ。君の愛は美枝子さんにとっては愛じゃないのかもな。暴力で愛する相手の心を束縛しようなんて、寂しくないのか?弱いんだな…」
「は?何を言ってるんだ?頭おかしいんじゃないか?」
「常識は人それぞれだから、自分を基準にしたら、他人は非常識だったりするもんな。とりあえず、警察に連絡はした。世間一般では常識か非常識かきっと分かるよ。」
山田は美枝子を抱き起こした。
「さぁ、美枝子さんの娘さんも、こっちに。」
璃子は泣きじゃくっていた。
「美枝子さんは、誰よりも君を愛しているよ。」
山田は璃子の頭をポンポンと優しく叩いた。
「は?」
「ママは一真さんを好きだったわ。」
「何言ってるの?年が…」
「年なんて関係ないって、璃子は言ったのに。」
「でも、ママは…ママじゃん。」
「ママも、女だから。」
一真は二人の間に入り
「二人共俺のものになれば問題ないよ。」
と言った。
「ママは一真さんを好きだったけど、一真さんは沢山の女性を一度に好きになれるの。それから一真さんは、好きな人を傷付けるの。ズタズタに…」
「美枝子は、そういうのが好きなんじゃないのか?」
「愛を感じないセックスは暴力なの。」
「美枝子、愛してるよ。愛してる。暴力なんかじゃない。こんなに美枝子を愛してるから。」
一真は美枝子にジリジリと近付いてきた。
「一真さん?」
璃子は震えていた。
美枝子は一真を睨みつけ
「あなたのは自己愛よ!」
一真は美枝子の頬を殴り、テーブルに押し倒した。
美枝子は抵抗したが、力が出なかった。
「愛してるよ。美枝子。」
美枝子のセーターを捲り上げた。
「ママ…ママ…」
璃子は叫んでいた。
喫茶店のドアが急に開いた。
山田が入ってきたのだった。
「愛って、人それぞれ。君の愛は美枝子さんにとっては愛じゃないのかもな。暴力で愛する相手の心を束縛しようなんて、寂しくないのか?弱いんだな…」
「は?何を言ってるんだ?頭おかしいんじゃないか?」
「常識は人それぞれだから、自分を基準にしたら、他人は非常識だったりするもんな。とりあえず、警察に連絡はした。世間一般では常識か非常識かきっと分かるよ。」
山田は美枝子を抱き起こした。
「さぁ、美枝子さんの娘さんも、こっちに。」
璃子は泣きじゃくっていた。
「美枝子さんは、誰よりも君を愛しているよ。」
山田は璃子の頭をポンポンと優しく叩いた。