この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
金の月銀の月
第7章 Live in the present
山田は美枝子のマンションに忘れ物をしたのに気付き、マンションに戻ってきた。

美枝子の部屋の近くまで行くと男が慌てて美枝子の部屋から出てきた。

山田は男の様子が普通で無かっので美枝子の部屋のチャイムも鳴らさずにドアを開けた。

「美枝子さん?上がらせて貰いますよ…。」

山田は声をかけながら、美枝子の部屋を覗いた。
シーツを取り替えようとしてそのままだった。

そしてリビングに向かうと、美枝子がソファの下で倒れていた。
それも全裸でだ。

山田は、恐る恐る近付いた。

血の気の無い顔に、顔や身体は殴られた痕があり口元は白い液と涎がつき、内腿から白い液体が流れていた。

息が止まりそうなくらいに山田は驚き、美枝子の名前を呼んだ。

「美枝子さん?美枝子さん?」
美枝子の脈を調べると遅いながらも脈があり、少し安堵した。
そして、息もしているようだったので、再び安心した。

だが、状態が分からない。
美枝子は目を開けない…

山田はパニックになりかけた頭の中を整理した。

「まず、救急車。」

「あ…でもこんな姿を他人には見せられない。美枝子さんが可哀想だ。」

美枝子の散らばった服を着せようとしたが、
「内腿と口周りの汚れを綺麗にしてあげないと…」

山田はタオルを濡らし、口元を拭き、股を拭いた。

「下着を…」
気を失っている美枝子に下着や洋服を着せるのは無理だだと気付き、バスローブを洗面所から持ってきて被せた。

「110番か?いや、気を失っているから119番だ。」

こんな態勢で寝かして置いたら可哀想だが、頭を打っているから動かしたらダメか…

いろいろ考えながら、スマホを取り出そうとすると
美枝子が動いたのだった。



/250ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ