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金の月銀の月
第7章 Live in the present
外が明るくなり始め、新聞配達人がポストに新聞を入れる音で美枝子は我に返ったのだ。

美枝子は一真にしがみつき、ゆっくりと腰を動かしていたのを止めた。

「おしまい?」
一真は美枝子を見つめながら言った。

「璃子の…お弁当を…作らなくちゃ」

「あ…璃子ちゃん、高校生だもんな…ちゃんと学校に行かないとだよな…」

一真は璃子にしたことを後悔していた。

「璃子はもう立ち直ってるわ。毎日元気に過ごしているわ。」

美枝子は、一真のペニスをゆっくり外した。

美枝子が、立ち上がろうとすると、美枝子の身体の打撲痕を見つけた。

「美枝子?どうて?」

ぶつけたと言っても身体中に痣があるので信じないだろう。
事故をしたと言っても二の腕の掴まれたような痣がある。

美枝子は何も言わずに悲しい目をするしかなかったのだ。

一真はそれ以上何も聞かずに美枝子を見つめた。

美枝子は下着と洋服を掴み一真の見えない場所に行った。

そして、来た時と同じ格好になった。


「一真さん、ありがとう。」
美枝子は一真に抱きつきお礼を言った。

「美枝子…俺、美枝子と…」

「ん?なあに?」

一真は美枝子と一緒に暮らしたいと思った。
しかし、美枝子には璃子がいる
璃子は自分を許さないだろうし、美枝子を璃子と離す事をしたらいけないと思ったのだった。

「気をつけて…」
一真は美枝子を店の外で見送った。







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