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金の月銀の月
第3章 Mellowkiss
朝になり、ふらふらと起き出し
何とか娘の弁当と朝食を作り
娘を力なく起こし、見送った。

夫を起こしたが、
機嫌悪く起き、出掛けた。


美枝子は、夫を送ると
そのまま玄関先で倒れてしまった。


夕方になり娘が帰宅すると
玄関で母親が倒れていたので驚いた。

娘は慌てて父親に連絡をしたが
不在通知が…
メールを入れても連絡が取れずに
会社に連絡をした。

が…

今日は休みだと言われた。


娘は母親を揺り動かし
何度も呼んだ。

やっと気付いたが
立てないでいた。

娘は救急車を呼び
病院に運ばれた。

即、診察し
脱水症状と貧血だとの事だった。
後日、精密検査を勧められたが
一晩点滴をしたら多分大丈夫との事だった。

が…
高校生の娘は
怖くてガタガタと震えていた。

「ごめんね、大丈夫だから…パパが来たら一緒に帰りなさいね。」

美枝子は心配そうにして涙ぐんでいる娘の手を優しく握った。


娘は父親が今日は会社を休んでいるとは言えなかった。

娘は父親に対し怒りが込み上げていた。




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