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金の月銀の月
第8章 Tomorro is another day
山田は璃子を車に乗せ、父親の住む家に向かった。
サイドミラーには銀色の月が映っていた。

「たろーさん、私が居なくて寂しくない?」

「ははは。寂しくないさ。俺は今まで一人だったから。」

「そうなんだ…私は寂しいけど。」

「璃子ちゃん、親の脛をかじっているうちは、親の言う事を聞かないとな。大学まで行かせて貰うんだろ?」

「ん…ん。そうだけど…あ…ここよ。」

山田は車を止めた。

美枝子さんが住んでいた場所か…
璃子は車を降り、玄関に向かった。

ふと生け垣の隙間から家の中を見ると、人が居た。
夜なので家の中から外は見えにくいが、電気のついた家の中はよく見えた。

「美枝子さんの旦那か…」
美枝子の夫がどんな人間か見てみたい…
車のエンジンを止め、家の中を凝視した。

裸で抱き合う二人がいた。

よく見ると、美枝子だった。
美枝子は恍惚の表情をし、窓に裸でくっつき後ろから旦那らしき男に突かれいた。

「み…美枝子さん?」

山田は二人の様子を見ていた。

玄関で璃子がチャイムを鳴らしたのだろうか…
インターホンに璃子の姿を確認したようで
慌てている姿が見えた。

美枝子はサッと洋服を着て裏口から飛び出していた。
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