この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
金の月銀の月
第3章 Mellowkiss
翌朝は、土曜日だったが璃子は部活があり朝早くから家を出た。
夫の雅之もゴルフだと家を出た。

今日も一人なんだと思い
璃子の用意してくれていた朝食を食べた。

ベーコンエッグにサラダにパン
簡単なものだったが娘が用意してくれた朝食は美味しかった。

朝食を食べていると一真からメールの着信があり

『おはよう!今朝は体調はいかがですか?玄関先にお見舞いを置きました。早く元気になってまたお店に来てください!」

そう書かれていた。

美枝子は慌てて玄関を開け外に出たがもう一真の姿はなく
可愛い鉢植えが置かれていた。

「カモミール…」
美枝子は花の匂いを嗅いだ。

「ああ…とてもいい匂い…」

一真に逢いたくなった。

美枝子は急いで家に入りシャワーを浴び化粧をし
洋服を着替えた。


そして、一真の喫茶店へと急いだ。
体調がまだ完全に良くなっていなかったが、一真に会いたい一心で出掛けたのだった。

(土曜の朝はそんなに混んではいないはず…)

美枝子は喫茶店の前に来ると大きく深呼吸をして
ドアを開けた。

「いらっ…いらっしゃい」

一真は美枝子の姿を見ると嬉しそうな顔をした。

「美枝子さん、大丈夫ですか?」
ドアまで美枝子を出迎えて、手を添えカウンターの席に座らせた。


そして、丁度今居る、お客さんが帰るところで
お見送りをしに行き、そのまま「休業中」の札を掛けて店内に戻った。


/250ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ