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金の月銀の月
第3章 Mellowkiss
一真は喫茶店のドアを開けた。
「なんだ、やっぱりいた!」
お客は店内に入ると、美枝子に気付いた。
「あ…」
お客の男性は美枝子に気付きバツが悪そうだった。
美枝子は軽く会釈をした。
「一真、なんだよ〜。女を連れ込んでいたのかよ?」
「そうだよ、連れ込んでいたんだよ。」
と、一真は笑った。
美枝子はどうしたらいたのか分からずに
顔を赤くしていた。
「あ…私、そろそろ行きますね。ありがとうございました。」
美枝子は帰ろうと立ち上がると立ち眩みがし、よろけてしまった。
慌てて一真は、美枝子を支えた。
「大丈夫ですか?美枝子さん。無理をして来てくれたんですね。かえって申し訳なかったです。」
「ううん。嬉しかったわ。ありがとう。」
お客は見つめ合う二人を見て
「やっぱり邪魔だったな。」
と、笑いながら店を出ようとしたが
美枝子は、
「私は少し寄っただけなの。だから…」
そう言い、ゆっくり歩き出した。
「そこまで送ってくるから、少し待って。」
一真はお客に言うと、美枝子と店を出た。
「また、メールします。美枝子さん。俺…美枝子さんが…」
美枝子は、にっこり笑みを浮かべ
「また、来ますね。それから、カモミール、大切にします。ありがとう。」
そう言うと、
一真は、美枝子の唇に人差し指を当てから自分の唇に当てた。
「また会えるおまじない」
そう言って笑いながら美枝子を見送った。
「なんだ、やっぱりいた!」
お客は店内に入ると、美枝子に気付いた。
「あ…」
お客の男性は美枝子に気付きバツが悪そうだった。
美枝子は軽く会釈をした。
「一真、なんだよ〜。女を連れ込んでいたのかよ?」
「そうだよ、連れ込んでいたんだよ。」
と、一真は笑った。
美枝子はどうしたらいたのか分からずに
顔を赤くしていた。
「あ…私、そろそろ行きますね。ありがとうございました。」
美枝子は帰ろうと立ち上がると立ち眩みがし、よろけてしまった。
慌てて一真は、美枝子を支えた。
「大丈夫ですか?美枝子さん。無理をして来てくれたんですね。かえって申し訳なかったです。」
「ううん。嬉しかったわ。ありがとう。」
お客は見つめ合う二人を見て
「やっぱり邪魔だったな。」
と、笑いながら店を出ようとしたが
美枝子は、
「私は少し寄っただけなの。だから…」
そう言い、ゆっくり歩き出した。
「そこまで送ってくるから、少し待って。」
一真はお客に言うと、美枝子と店を出た。
「また、メールします。美枝子さん。俺…美枝子さんが…」
美枝子は、にっこり笑みを浮かべ
「また、来ますね。それから、カモミール、大切にします。ありがとう。」
そう言うと、
一真は、美枝子の唇に人差し指を当てから自分の唇に当てた。
「また会えるおまじない」
そう言って笑いながら美枝子を見送った。