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金の月銀の月
第4章 sweet sorrow
夫が美枝子の布団に頭を入れ、美枝子の下半身に顔を押し付けてきた。

美枝子は濡れているのがバレないように
懸命に脚を閉じていた。

寝た振りをしていて、
夫の力には到底に勝てずにパジャマのズボンを脱がされていた。

下半身部分だけ布団を捲られ、そして、脚を開かせられていた。

夫の鼻息がかかるのを感じ
匂いを嗅いでいるのが分かる…

「やめて…お願い…」
美枝子は心の中で叫んでいた。
脚を閉じようとしても夫は自分の頭を股にくっつけていた。

クロッチ部分を指先でなぞっていた。

美枝子は敏感に身体が反応してしまい、
腰の部分がピクピクと動いてしまう。

夫は反応する美枝子に悦び
クロッチ部分の脇から指先を滑り込ませた。

「あっ!」

美枝子は思わず声を出してしまった。


「こんなに濡れてる美枝子は初めてだな。」

美枝子の脚を大きく開かせ
夫はペニスを入れた。

「うっ!」
いきなり突然に入ってきた夫のペニスに美枝子は驚いた。

もの凄い勢いで夫は腰を動かし始めた。


今まで美枝子は毎回
夫を受け入れていた。
そういうものだと思っていた。

璃子が産まれ、暫く子供が出来ずいて
やっと妊娠したら、流産をした。
流産の悲しみから、美枝子は避妊する為に
毎日ピルを飲み始めた。
最初は副作用に悩まされたが、最近は良くなった。

夫は一度も自分では避妊をしようとはしなかった。
美枝子の体調が優れなくても御構い無しに美枝子にセックスしていた。

美枝子は堪えながら今まで来ていたが
今日は、夫を受け入れるのが嫌で堪らなかった。

が…
気持ちとは裏腹に身体は感じ反応していた。

美枝子は一真を想いながら必死で堪えていた。



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