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金の月銀の月
第4章 sweet sorrow
娘と夫を送り出し、家事を済ませると美枝子は入念に化粧をし、お洒落をした。
そして、ヒールを履き家を出た。
喫茶店の前を通り過ぎ駅に向かった。
そして、百貨店に入り沢山の買い物をした。
下着、洋服、バッグ、靴、化粧品まで…
一年分くらいの買い物をした。
そして沢山の紙袋を抱え喫茶店の前を通り過ぎ自宅に帰った。
美枝子は別に欲しくもない物を買い占め後悔した。
そのまま全部クローゼットにしまい込んだ。
帰宅し暫くするとメールの着信音が鳴った。
一真からだった。
「今日は来られないの?残念だなぁ。」
美枝子はそのメールを削除した。
そして、夕食の支度もせずにベッドに入ってしまった。
「ママ?」
璃子が暗い寝室のドアを開けた。
「あ…璃子…ごめんね。ちょっと体調が悪くて…ピザでも頼んでちょうだい。」
「大丈夫?」
「大丈夫。ちょっと…ちょっと頭が痛いだけだから。ごめんね。」
美枝子はそのまま寝入ってしまった。
夫が帰ってきたのも気付かずに朝までずっと眠っていた。
そして、ヒールを履き家を出た。
喫茶店の前を通り過ぎ駅に向かった。
そして、百貨店に入り沢山の買い物をした。
下着、洋服、バッグ、靴、化粧品まで…
一年分くらいの買い物をした。
そして沢山の紙袋を抱え喫茶店の前を通り過ぎ自宅に帰った。
美枝子は別に欲しくもない物を買い占め後悔した。
そのまま全部クローゼットにしまい込んだ。
帰宅し暫くするとメールの着信音が鳴った。
一真からだった。
「今日は来られないの?残念だなぁ。」
美枝子はそのメールを削除した。
そして、夕食の支度もせずにベッドに入ってしまった。
「ママ?」
璃子が暗い寝室のドアを開けた。
「あ…璃子…ごめんね。ちょっと体調が悪くて…ピザでも頼んでちょうだい。」
「大丈夫?」
「大丈夫。ちょっと…ちょっと頭が痛いだけだから。ごめんね。」
美枝子はそのまま寝入ってしまった。
夫が帰ってきたのも気付かずに朝までずっと眠っていた。