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金の月銀の月
第5章 One and Only
夕食を終えた頃に璃子は帰宅した。
そして「ただいま」とだけ言うと、風呂に行き、そのまま自室に入って行った。

璃子が風呂から出たその後に雅之が風呂に入った。
そして雅之また自室に入っていった。

美枝子は大きなため息をついた。
夕食の片付けをし、そしてふとスマホに目をやった。
一真から何通かのメールやラインや留守番電話が入っていた。

美枝子は内容を確認せずに電源を切った。


ヒリヒリと尻と膣が痛んだ。
そしてゆっくりと風呂に入った。

叩かれた尻が痛んだ。
鏡に尻を映すと赤く腫れ上がっていた。

「あんなに叩かなくても……」
強く摩擦された膣もヒリヒリと痛んだ。
シャワーを膣にあて、痛みを癒していた。

愛の無いセックスは切ないと思った。

ある意味自傷行為だった。
自分がセックスによって壊れてしまえばいいと
寂しさの中で感じていた。



美枝子が寝室に入ると
雅之も自室から寝室に来た。

無言で美枝子に血付くと、ロープで両手首を縛り上げ、両足首も縛り上げた。

「ま……雅之さん?」


美枝子は心配そうな顔をしていた。

すると男性器の形をした
おもちゃを取り出した。

そして小さな音で振動し
クヌクネと動き出した。

「騒ぐなよ。璃子がいるからな……」

そう言うと美枝子の膣に当てた。

クリトリスをクネクネされ
美枝子は気が変になりそうだった。


「あっあっ!あああん。。」
小声で喘ぎだした。

身体を動かしても拘束され逃れられない。
雅之の顔は最早美枝子を蔑んでいた。

「あ……あなた……もう……あんっ!」
機械で弄られ身体が、変に痙攣を始めた。

雅之は美枝子の口にタオルを押し込み
声を上げられないようにした。

痛む膣に機械を突っ込まれ
無理矢理膣を掻き回され美枝子は首を大きく振った。

泣きながら美枝子はやめるように訴えていたが
雅之は薄ら笑いをし、時々ワインを飲みながら美枝子の醜態を見つめていた。

美枝子はいつの間にか気を失っていた。





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