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金の月銀の月
第2章 Afternoon tea
月曜日は喫茶店は休みで
美枝子は店主の顔を見れないのが寂しく思いながら
買い物の帰りに喫茶店の前を通過ぎた。

少し歩くと
「美枝子さん!」
呼び止める声がして振り向くと
店主が手を振っていた。

美枝子は胸が高鳴り
嬉しくて…
最高に嬉しそうな笑顔をして
手を振り返していた。

店主は、店に寄るように誘った。

美枝子はお休みなのに申し訳無いと言ったが、
店主がドアを開けて招いてくれたので店内に入った。

普段の店とは違い静かだった。
空気までも止まっているようだった。

そして、静寂の中で二人はいつもと違う話しをした。

店主の名前は一真。
一真は美枝子より8つ年下で
一流企業のサラリーマンをしていたが
この喫茶店をしていた父親が病気で倒れ
閉めようと思っていたが
父親の病気を治す力を与えたくて
会社を辞め喫茶店をしているとの事だった。

コーヒー紅茶だけで無く
ハーブティーについても詳しく調べ
今に至るそうだ。

経営は大変だが毎日が充実し楽しく出来ていると…

そんな一真の話しに
美枝子はうっとりしながら聞き入っていた。


今日は美枝子にジャスミンティーを出した。



ジャスミンティーを、出した時の一真の手を見て
ああ…この指に触れられたのね…
昨夜の妄想を思い出していた。

そして一真を前に恥ずかしくなり
顔を赤くしていた。

「美枝子さん、熱かったですか?」

美枝子は一真の顔が見れず
うつむきながらジャスミンティーを見つめた。




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