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びっちカノジョ 【1期目】
第9章 Scene.08
迷子スペック装備だったのを忘れてた。
「うん…何処だここ………」
カラダを洗いたくて小一時間。
建物が少なくなったと思ったら、いきなり森。
鳥の囀りや小動物の鳴き声が聞こえる。
自然豊か。
前方からは小川の潺【セセラギ】。
振り返れば遠くに街並み。
「見えるなら…大丈夫よね」
潺に向かって、舗装されていない小径を歩く。
僅か数分。
「あっちには、こんなの無かったよねぇ」
少なくともアタシの周りには無かった。
川底まで透き通った小川。
小さな魚が泳いでいるのも見える。
ジャンプしたら対岸まで渡れそうな川岸に立つと、水着を消して生まれたままの姿に。
「うふふっ…ゴワゴワしてるぅ」
よがり乱れたのを現すように、精液やスケベ汁で固まった陰毛。
小川にカラダを沈め解きほぐす。
冷たすぎない水が、カラダの火照りも冷ましていくようだった。