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びっちカノジョ 【1期目】
第9章 Scene.08
「さぁて………」
爆乳おっぱいを水面にぷかぷか浮かばせながら独りごちる。
カラダは綺麗になった。
次は落ち着きたい。
「…と言うより…お腹減った」
久々のまともな食事から数時間。
ファミレスを出た途端に、僅かに空腹感はあった。
食べたばかりだから気のせいだと思っていたけど、今の空腹感はホンモノ。
周りを見回しても木。
緑の間から差し込む光。
それに煌めく小川には小魚。
差し当たって、食料になりそうなのは小魚だけ。
かと言って、アタシに素早い小魚を素手で掴まえるスキルなんて無い。
程よい大きさの岩に背中を預けて天を仰ぐ。
真っ青な空が葉の間から覗く。
青天。
水面を見れば水中で揺らめく陰毛と、股の近くを泳ぐ小魚。
「面倒だけど…もど………」
空腹にも勝てない。
カラダも綺麗になったし、諦めて来た道を戻ろうと考えた時だった。
‘ガサッ’という物音が背後の繁みから聞こえた。