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びっちカノジョ 【1期目】
第11章 Scene.10
「うへぇ………」
床に正座してぽすんとベッドに頭を垂れる。
『それに……その格好をとやかく言うつもりは無いんだけど………。やっぱりあたしゃ、チラリズムって方が男はそそられると思うけどねぇ。アンタみたいに、全部丸見えじゃあ…よほどヤりたい輩しか来ないんじゃないかねぇ』
おばさんの言葉が何度も頭の中を駆け巡る。
でも、仕方ない。
アタシに出せるのはコレが精一杯。
隠そうと思っても、絶対におっぱいかアソコのどっちかが丸見えになる。
アカネのとんがり帽子がかぶれなかったように、何故かタオルもカラダに巻き付けられない。
因って、今のスケスケV字型水着が精一杯。
「うあぁ…アタシかぁ………」
今までが調子良すぎただけだったって事が判明してちょっとショック。
ホンキで商売にしようと思ったら、アタシはダメダメだった。
「…こんなエロボディでも…ダメなのかぁ………」
ゆっくり立ち上がって鏡の前で溜め息を吐いた。
「…あれ?」