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びっちカノジョ 【1期目】
第11章 Scene.10
鏡に映る、一糸纏わぬ姿。
重力に逆らう張りのある爆乳おっぱいに、キュッと括れたウエスト。
薄い繁みに、女性らしいラインを見せる腰。
『…まぁ、アンタくらいなら料金は両手くらい貰っても良いと思うけど、今の感じならその値段も悪くないさねぇ』
再び甦る、おばさんの言葉。
「…やっぱ、このカラダならもう少し値上げして…って、そうじゃなくって………」
意識が他にズレそうだったのを戻す。
「んん?」
より鏡に近付くようにカラダを倒す。
ぽよんと揺れるおっぱい。
またもや、意識が横道に逸れそうだった。
鏡の中のアタシを見る。
鏡の中のアタシも見てくる。
やっぱりおかしい。
金髪に僅かに黒髪が混ざっていたはず。
それが、殆ど色が抜け落ち、脳天から僅かな範囲が仄かに色が付いていた。
「…脱色なんてした覚えないんだけど…それに………」
おっぱいの谷間を押し広げる。
何時まで経っても残ったハート型の痣のようなモノ。
「……何か…色が濃くなってる……?」
―――――――――
「…もうやだぁっ」
「…此処…どこ?」
「もうっ! リュウジさぁん、何とかしてぇっ」
「………やっと触れられたと思ったらそれかよ………」