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びっちカノジョ 【1期目】
第11章 Scene.10
 
 余裕を見せて、立場を優位にしようと思っていたのに突き倒された。

「金なら、丁度タンマリ入ったところだからよぉ」

 ズカズカと勝手に部屋に入ってきた。

 カチッとオートロックが施錠される。

 男が腕を振り上げれば、上から紙幣が舞い落ちてくる。

「うふっ。それでぇ………ヤりたいのねぇ」

 数枚、部分的に茶色く汚れた紙幣。

 この男の風貌と言い草から、綺麗なお金じゃないことは分かる。

 それでも良い。

 お金はお金。

 世の中、綺麗なお金ばかりじゃないなんて当たり前。

 それに、悩んでる時にわざわざお客から出向いてきたチャンスは逃せない。

 倒された体勢で、片脚だけを起こす。

 指先でおマンコをくぱぁっと広げれば、男のギラついた視線は更に強いモノに。

「一仕事した後は、どうしてもヤりたくなるんだよな」

 股間がモコッと盛り上がってる。

 ヤられたい衝動に、おばさんの言葉が吹っ飛んだ。

 アタシも愉しみたい。
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