この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
びっちカノジョ 【1期目】
第11章 Scene.10
無用心に開けるもんじゃないって言われてたっけ。
「よお」
そう思っても後の祭。
「なにかしらぁ?」
普段と変わらない口調でも内心ドキドキ。
上半身が革のベストだけを着た、頬に傷のあるスキンヘッドの男。
虎男ほどじゃなくても、褐色のムキムキマッチョ。
「いやぁ、おかみとの会話聞こえちまってなぁ」
ニヤニヤしながら、アタシのカラダを舐め回すように見てる。
そう言えば裸だった。
「あらぁ。それで?」
胸を張って、軽く髪を払いながらモデル立ち。
ドキドキが止まんない。
これは、初めてのお客かもしれない。
粗暴そうなあっちの人種。
お客を選り好みしてる場合じゃない。
「なぁに…どうやら困ってるみたいだからよぉ」
舌舐めずりしながら、ギラついた目でカラダを舐め回されてる。
ヤバい。
がっついた視線に乳首が勃っちゃいそう。
「それでぇ? アタシを買っ………きゃっ!?」