この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
びっちカノジョ 【1期目】
第12章 Scene.11
 
「…どうだい? 少しは稼げただろ?」

「ま、まぁ…ね………」

 おばさんのドヤ顔がムカつくけど何も言えない。

 言った通り、少しは稼げてる。

 あのムキムキスキンヘッドの男とヤってから、呼び込まなくてもボチボチお客はとれてた。

 良くて日に二人とかだけど。

「お陰でアタシも小遣い増えて嬉しいよ」

「そりゃ……そうでしょうね………」

 何たって、稼いだ半分以上持って行くんだし。

 シーツのクリーニング代だショバ代だ、声が五月蝿いから迷惑料だと何だかんだ言って持って行かれる。

 カラダを張ってるアタシのフトコロは、何時まで経っても冬から抜け出せない。

「あ、あのさぁ……もう少し…取り分をかん」

「あぁっと。ちょいとアンタ。客居ない時にさぁ」

 話を遮って何を言うかと思えば、ニヤニヤした表情を向けてくる。

 この表情。

 何かヤバい気がする。

 けど、フトコロ事情を考えたら、悩む余裕なんてありしゃしなかった。
/289ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ