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びっちカノジョ 【1期目】
第4章 Scene.03
 
 性欲は一時だけ食欲を上回る。

 ただ、その後に食欲が蘇る根拠が分からない。

 最初の二回は平気だった。

 その後の男と、更にその後の3Pは蘇ってきた。

 現実として今がそう。

 何かを食べたくても無一文。

 あの白い部屋で目を覚ましてから、食べ物を口にしていない。

 おチン……モノなら五本も食べてるのに。

 時間の経過も分からないけど、感覚的に二日近くは食べて無さそう。

「はぁ……減ったなぁ………」

 歩く気力も無くなってきた。

 でも、えっちをする気力と体力だけは残ってる。

 何となく、それだけは確信できた。

 公園から出て、往来もそこそこある通りまで出て来た。

 相変わらず、アタシを視る目は二種類。

 屈み込んでおマンコの形をくっきり浮かばせている、アタシの脚の間を凝視する視線も感じてる。

 殆ど丸見えの爆乳おっぱいを舐め回すように視られてる。

 ゾクゾクしっぱなし。

 カラダも火照って仕方ない。

 でも、お金にはならない。

 お金にならなければ、食べ物なんて無い。

「ゴミ箱漁るとか……無いよねぇ」

 そこまで落ちぶれたくない。

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