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第4章 Scene.03

　
　上半身裸の男が出て来た。

「…何で…裸？」

　アタシも人の事は言えないけど。

　しかも、ムキムキ。

　胸板も厚そうで、腹筋なんてシックスパック。

　日焼けしたマッチョマン。

　怖さも忘れてドキッとした。

　同人種なのか他人種なのか分からない。

「………」

　鋭い眼光。

　アタシのカラダに突き刺さる。

　小さい股布が食い込んだアソコを視られてる。

　ドキドキする。

　お腹が減っていた筈なのに。

　やっぱり、食欲が消されていく。

　一歩ずつ近付いてくる。

　恐怖感…何処に行った。

　拉げたおっぱいとアソコを視られてると思うと、ジワッとおマンコ……濡れてくる。

　食欲を抑え込んだ性欲が恐怖感をも抑え込む。

　淫乱にも程があるだろアタシ。

　乳首を固くさせちゃうのがアタシ。

　直ぐに濡らしちゃうのがアタシ。

　ヤられたいと思って子宮を疼かせるのが………アタシ。

　眼光鋭いムキムキの男の前から逃げるなんて事はしない。

　逞しい男に抱かれたい。

　ヤられたい。

「ね、ねぇ？」

　甘ったるい声がクチから出た。