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びっちカノジョ 【1期目】
第5章 Scene.04
とにかくウロウロ。
乳首とワレメを少しだけ隠してる格好でウロウロ。
とんだヘンタイオンナ。
男からしたら敬遠されるか貪られるかどっちかしかない、インランスケベな姿。
「…と、興奮を昂ぶらせようとしても…」
周りにあるのは緑。
樹木。
新緑は嫌いじゃ無いけど、迷ってる時は愉しむ余裕なんて無い。
当然、インランスイッチを入れても、ヤってくれる男が居るわけでも無かった。
とにかく、黙々と歩くしかなかった。
不思議と汗も掻かず、暑さも感じないから助かった。
ケモノ道のような場所を歩き、枝を避けて進んでいた。
「…あれ?」
アタシって…運まで良くなったのかもしれなかった。
―――――――――
「おい、知ってるか?
昨日、路上で下半身丸出しの男が倒れてたんだってよ?」
「その近くの公園でも二人居たよな?」
「みんな痩せこけてて、白髪だったってヤツだろ?」
「死んでる訳じゃねぇけど…気味悪ぃよなぁ………」