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びっちカノジョ 【1期目】
第2章 Scene.01
カラダを起こす。
「何処…?」
真っ白。
白いだけ。
ただ、壁の一面だけはガラス。
ぼんやりとした曇りガラス。
あとは何も無い。
犯した男は何処から出て行ったのか分からない。
立ってみればクラッと軽く目眩。
それでも、直ぐに持ち直す。
「………」
何処から立ち上がった?
振り返ってみても、ベッドも何も無い。
何処で犯された?
背中に感じていた感触。
柔らかくも硬くも無い感触。
あの感覚は何?
犯されたのは夢?
今は夢の中?
しかし、現実的に今もアソコから汁が溢れてる。
内股を垂れる程の量。
子宮に溜まっている汁の感覚は、夢でも幻でも何でも無い。
現実。
考えることを止めた。
ペタペタと足を動かしてガラスに近付いた。
曇っていたガラスが鏡のように変化した。
「…何……これ………」