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びっちカノジョ 【1期目】
第2章 Scene.01
ガラスが鏡のように変化したのにも驚いた。
しかし、それよりも、それに映し出されている光景に驚いた。
右手を上げれば、相手も上げる。
両手を上げれば、相手も上げる。
両脚を肩幅以上に開けば、相手も開く。
両手の指先でアソコを広げれば、相手も広げる。
ナカから汁が溢れれば、相手のアソコからも………。
「…どういう事?」
映ってる人物を知らない。
黒髪だったはず。
ブツブツがいっぱいあった顔だったはず。
なにより、まん丸だった。
体だって、横幅が広くて寸胴だったはず。
足だって、ずんぐりしてて太かった。
『ブタ』と呼ばれるのも普通だった。
肩まで伸びた金髪のサラサラヘア。
きめ細かい白い肌に細面。
やや垂れ気味の目に、ふっくらした唇。
口元には妖艶さを醸し出すようなホクロ。
細い首に、くっきり浮かびあがった鎖骨。
お椀を被せたような胸に、キュッと括れたウエスト。
縦長のヘソの下には、薄目の繁み。
ツンと張りのあるお尻に、ムチッと肉付きの良い太腿とスラリと伸びた長い脚。
「…これ…誰?」