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第3章 紫色の欲情が創る世界

本当に
この人の頭の中はどんな構造になっているのだろう
さっきまで
恋愛に対して否定的だったのに
いきなり
恋心をくすぐってくる

「むしろ襲われ待ちやし」

「じゃぁ、良いか…プールとか学生ぶりだけど大丈夫かな」

「まじで！？海とかもなし？」

「インドア派だし」

深月もだけど
まず職業がインドアだよな

「大丈夫やった…？プールとか」