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第2章 橙色の期待
「ふーん」

裸体をマジマジと見られる
非日常に羞恥心が燃え上がる

「…は、恥ずかしいんやけど…」

モデルと言うのだろうが
ポーズの指定がなければ
本当にただの変態みたいだ

「スポーツやってる?それとも鍛えてる?」

不意に少し冷えた指が
俺の胸に触れる
その触れ方が余りにもやらしく感じる

「…スポーツは好きやけど、鍛えてはない」

「自然に鍛えられてるんだね」

俺に触れている指が
ゆっくりと筋肉を撫でる
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