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隠匿シリーズ☆番外編
第7章 その代償は
リンゼイの両手首は寝台の柵に縄で括りつけられ、逃げ出せない状況だ。──そう、初めてジョシュアと結ばれた日と、立場が逆転している。括られている手首は、縄が擦れても傷つかないように布を噛まされてはいるが、締め付けが僅かに痛い。
だがそれだけではない。
彼女は今、全裸で、大股を開かされ、折り曲げられた腿とふくらはぎも括られている。
リンゼイの白い首にも縄をかけられており、その縄は鎖骨のあたりで結び目をつくり、両の乳房の根元に巻き付けられる。さらに伸びた縄は腹部でひし形を成し、ちょうど秘玉に当たる位置でも結び目がつくられ、少しでも身動きすれば敏感な突起が縄目に擦られる。
巧妙なまでに計算され尽くされた緊縛は、リンゼイから抵抗する手段をすべて奪っていた。
「……初めてやったわりにはなかなかの出来栄えですね」
リンゼイの淫猥な姿を恍惚と眺め、ジョシュアは満足げに呟く。
「ジョシュアさ……、こんなの恥ずかしい……」
自分で償わせてとは言ったし、彼がリンゼイも縛らせてくれと言ったときには了承はした。けれど、まさかこれほど恥ずかしい恰好をさせられるのや、ただ手首を縛られるだけではなく全身を縛られるとは考えておらず、泣きそうな顔でジョシュアを見上げた。
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