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隠匿シリーズ☆番外編
第7章 その代償は




「恥ずかしいと言いながら、蜜が滲んでおいでですよ?」


 秘裂に食い込む縄が蜜でうっすらと濡れ、色がわずかに変わっている。


「やっ……!」


 あまりの羞恥に悲鳴を上げ、顔を逸らす。だがジョシュアはそのリンゼイの反応さえも愉しんでいるかのように、嗜虐的な笑みを浮かべる。


「さあ、どこから苛めてさしあげましょうか?」


「やだ……痛いことはしないで……」


「愛する妻に痛みを与えるはずないでしょう? 安心なさってください」


 ジョシュアは口ではそう言うが、安心できる要素が微塵もない。万一苦痛を与えられても、逃げ場がないのだ。


 晒される肌を隠す手立てがなく、恥じらいで頭が湯だってしまいそうで。そのうえ怯えも重なって、一層泣き出しそうなリンゼイをよそに、ジョシュアは指先で鎖骨の間の窪みから腹にかけて撫でた。


「んっ……」


 縄できつく縛られた肌の痛みと、反して擽ったいような指先の感触に身体が跳ね、その衝撃で秘芽の結び目が擦れ、ジン……と痺れを生む。


「嫌がっているわりに、あなたの身体は正直ですね。指先で触れただけで反応なさるとは」


 ふふ……と笑い、ジョシュアはリンゼイに跨った。




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