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隠匿シリーズ☆番外編
第7章 その代償は



「ふぁぁ……っ」


 望んだ灼熱の楔に、空気の抜けたような喘ぎが口から洩れる。


 全身は快感に打ち震え、熱を受け入れた蜜襞は蠕動〈ゼンドウ〉して肉棒に絡み付いてしまう。恥ずかしいことを言うように強要されたことなど、その快感を前に吹き飛んでしまっていた。


「こんなにも欲しかったんですね。いつもよりも絡み付いてきてますよ」


 僅かに眉間に皺を寄せるジョシュア。そう言うジョシュアもいつもより猛っているように感じるのは気のせいだろうか。その疑問を喘ぎまじりに口にする。


「あっ、あっ……、ジョシュアさん……だって……」


「私がなんですか?」


「おお……きい……んんっ」


 息苦しさを覚えるほどの圧迫が、下肢からありありと伝わってくる。緩やかな律動だからこそ、その質量がよりリンゼイに突き付けられているようだ。


「ええ、とても興奮しています。清楚なあなたの卑猥な姿や言葉に、興奮せずにいられるわけないでしょう」


 蕩けそうな隘路を斜め下から突き上げながら、羞恥を改めて思い起こさせることを彼は言う。


「い……言わないで……」


「おや、また締まりましたよ。本当は縛られるのも、恥ずかしいことを口にするのもお好きなんでしょう?」


「ちが……、あぁぁっ」


 否定しようとした途端、凝る突起を唐突に弾かれ、腰が跳ねあがった。




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