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隠匿シリーズ☆番外編
第4章 女たちの反乱
灼けつく屹立に穿たれ、咽頭を震わせる。
「……や……、やぁ……っ」
濡れ襞を押し開く逞しい剛直に快感が駆け巡り、ここがどこかというのも忘れ、アリエッタは喘ぐ。
だがレオの言葉に思い出させられる。
「あまり大きな声を出すと、外の者に気付かれるかもな」
そうだ、ここは執務室。しかも窓際にいて、誰かが見上げれば見られてしまう。
救いなのはドレスを下ろされておらず、上半身は無事なことだけだが、それだとてレオの心持ちひとつで取り払われてしまうだろう。
「や、だ……! ね、お願い……レオの部屋に……」
「ここまでしておいて今さら? アリエッタが誰の妻なのかわからせるのに、いい機会だと思わないか」
「そ、んなの……みんな知ってるわ……」
城の者だけでなく、今や国中がレオの結婚は周知だ。
アリエッタの顔は知らずとも、名くらいは轟いているだろう。
「みんなより、アリエッタが一番自覚してないようだがな」
嘆息しながらレオは最奥を抉り、穿った。
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