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after five
第1章 高慢な女
「どうしました?顔色が悪いですよ…主任」
「…まさか…今日の電話…」
あの時の電話は、本来は恭子宛の連絡であった。
しかし、内容がクレームであったため、女子社員はとっさの判断で直樹に電話対応を頼んだのだ。
直樹の方が、良い方向に処理できることを誰もが知っていたからである。
「妊娠を理由にクビにされたと訴え出るそうだ…まぁこのあと知り合いの行政書士と打ち合わせしてから彼女(退職した女子社員)に連絡するつもりだがな」
直樹はコーヒーを一気に飲み干して紙コップを握り潰すとゴミ箱に投げ入れた。
「…ミルクが少なすぎだな…」
そう言うと直樹は恭子の後ろに立つ。
抱きしめるように手を恭子の前に回し、ブラウスのボタンをひとつづつ外していった。
「叫べよ…上からの命令だったんだから恥じることじゃない…」
「ふーっ、ふーっ」
恭子の息遣いは荒い。
そして心臓の鼓動も凄まじい。
「だ、誰にも言わないで…コ、コスト削減し、しろって…通達が…」
弱弱しい哀願な声であった。
「ふふふ…君の態度次第だな…今回は頭の良くない先方の勘違いということにしてある…恭子ちゃんは優秀だから…」
気がつけば、ブラウスは開かれていた。
「…まさか…今日の電話…」
あの時の電話は、本来は恭子宛の連絡であった。
しかし、内容がクレームであったため、女子社員はとっさの判断で直樹に電話対応を頼んだのだ。
直樹の方が、良い方向に処理できることを誰もが知っていたからである。
「妊娠を理由にクビにされたと訴え出るそうだ…まぁこのあと知り合いの行政書士と打ち合わせしてから彼女(退職した女子社員)に連絡するつもりだがな」
直樹はコーヒーを一気に飲み干して紙コップを握り潰すとゴミ箱に投げ入れた。
「…ミルクが少なすぎだな…」
そう言うと直樹は恭子の後ろに立つ。
抱きしめるように手を恭子の前に回し、ブラウスのボタンをひとつづつ外していった。
「叫べよ…上からの命令だったんだから恥じることじゃない…」
「ふーっ、ふーっ」
恭子の息遣いは荒い。
そして心臓の鼓動も凄まじい。
「だ、誰にも言わないで…コ、コスト削減し、しろって…通達が…」
弱弱しい哀願な声であった。
「ふふふ…君の態度次第だな…今回は頭の良くない先方の勘違いということにしてある…恭子ちゃんは優秀だから…」
気がつけば、ブラウスは開かれていた。