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秘密の香り
第12章 秘密の痛み
「とりあえず、インフルエンザじゃなくて良かったね」

「はい…ありがとうございます…」

お会計を待つために椅子に並んで座った
名前を呼ばれ立ち上がろうとすると

「いいよ…ここで待ってて」

圭吾さんは受付へと歩いて行った
私は急いで立ち上がり後を追った

「あの…大丈夫です…」
バックからお財布を出し受付の前に立った

「いいから…」
圭吾さんは素早くお会計を済ませ
出された薬を受け取ってくれた

「あの…払います…」

「ううん…いいよ…さ…行こう」

私は諦めてお礼を言った
「ありがとうございます…」

「早く良くなるといいね」

私の手をとり歩き出した圭吾さんに
大きな安心感を感じた…


「ひとりにはしたくないけど…お家のほうがゆっくり休めるよね…」

一緒にいたい…

「今夜は送るよ…」

どうしよう…

「でも明日は…一緒に過ごそう…」

「はい…」

「今夜は…眠くなるまで電話しようか…」

「ね…そうしよう…」

頭を撫でながらそう言われ
私は頷いた

「あの…これ…」

バックから用意していたプレゼントを出した

「遅くなっちゃったんですが…クリスマスプレゼントです…」

「ほんとに?嬉しいよ…ありがとう…」

笑顔でプレゼントの包みを受け取ってくれた

「開けていい…?」

「はい…あの…気に入ってもらえるか分からないんですけど…」

子供みたいな笑顔で包みを開ける笑顔を
もっと見たい…と思った。

































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