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あなたの面影
第7章 意外な敵
鋭い彼女は私の視線の動きに気付いてしまったらしく、顔を赤くして怒る。

「とにかく私はあなたみたいな地味子がお兄ちゃんの彼女なんて認めないからっ!! 絶対認めないからねっ!!」

畳み込むように怒鳴るとテーブルをバンと叩き、立ち上がって家を出ていった。

嵐のような激しさと勢いが通り過ぎ、私一人残った家の中は静まり返る。

「認めない……か……」

私が聡志に似てるという理由で一仁さんと繋がっていることを知ったらあの子はどれだけ怒るのだろうか?

忘れられない恋を引きずるというのは自分以外にもたくさんの人を傷付けることになるんだと改めて思った。
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