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あなたの面影
第8章 一仁の愛し方
「真剣に話してるのに!!」
「ごめんごめん。確かに今のはからかった」
「私の言ってるのはそういう意味じゃなくって----」

深い黒色の瞳が内側を覗きこむかのように私を見詰めていた。
その目には憂いを感じさせる暗さがあった。
いつも聡志に似てるという思いばかりで彼を見てきたからその瞳の暗さに気付かなかった。

「瑞波がよくても、俺はよくないよ。終わらせる気なんてない……」

彼の指がゆっくりと私の唇に伸びる。

「駄目っ……」

彼に触れれると身体が痺れてしまう。
逃げなくちゃ……

私はなぜ、彼を拒みたがるのだろう……

聡志を思い出してしまうから?

聡志を忘れてしまいそうだから?

それとも……傷つきたくないから?
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