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あなたの面影
第8章 一仁の愛し方
聡志は絶対にしなかったような愛し方。
優しく愛でるのではなく、いたぶるような愛で方に脳の奥が熱くなる。
しかしここまでは序章にすぎないことを、このときの私は知るはずもなかった。
破かれたストッキングも脱がされ、身を隠すものがすべてなくなった私に一仁さんの不気味な笑みがにじり寄る。
「えっ……な、なにっ!? 何ですか!?」
「聡志では味わえない愛し方をしてやるって言っただろ?」
「も、もう充分にっ……」
何をされるのかわからず、恐怖と少しの期待が入り乱れる。
後ずさる私の足首を掴んだ彼はベッドの下から赤い縄を取り出した。
「えっ!? それって……」
「縛ってあげるんだよ」
一仁さんは残忍さを露にした笑みを浮かべていた。
ぞくりと背筋が総毛立つ。
しかしそれは恐怖だけによる震えではない気がしていた。
「そ、そんなっ……無理っ!!」
身体を縄で縛られるなんてっ……
そんなふしだらなこと、自分がするなんて想像したこともなかった。
優しく愛でるのではなく、いたぶるような愛で方に脳の奥が熱くなる。
しかしここまでは序章にすぎないことを、このときの私は知るはずもなかった。
破かれたストッキングも脱がされ、身を隠すものがすべてなくなった私に一仁さんの不気味な笑みがにじり寄る。
「えっ……な、なにっ!? 何ですか!?」
「聡志では味わえない愛し方をしてやるって言っただろ?」
「も、もう充分にっ……」
何をされるのかわからず、恐怖と少しの期待が入り乱れる。
後ずさる私の足首を掴んだ彼はベッドの下から赤い縄を取り出した。
「えっ!? それって……」
「縛ってあげるんだよ」
一仁さんは残忍さを露にした笑みを浮かべていた。
ぞくりと背筋が総毛立つ。
しかしそれは恐怖だけによる震えではない気がしていた。
「そ、そんなっ……無理っ!!」
身体を縄で縛られるなんてっ……
そんなふしだらなこと、自分がするなんて想像したこともなかった。