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あなたの面影
第9章 危険な罠
一分に満たない時間で決着がついてしまった。
唖然とした私は腰が抜けてしまい、立ち上がることもできない。
一仁さんはナイフを拾い、転げ回るタケルを掴んで頸元にナイフを突き付ける。

「駄目っ!?」

一気に正気に戻った私は慌てて彼に駆け寄る。
殺してしまったら過剰正当防衛だ。

「おい、貴様……二度と妹やこの人に近づくんじゃねぇぞ……近づいたら……」

一仁さんの目は今まで見たことがないほど鋭く、殺気立っていた。

「もうやめて!!」

グイっとナイフの刃を喉元に押し当てる。
タケルは先程までの勢いは霧散し、完全に怯えた目になっていた。

「警察なんかよりもっと怖い人たちがお前のところにやって来るからな……」

ナイフを押し付けられてるにもかかわらず、ピアス男は必死でコクコクと頭を縦に振っていた。

「お前もだぞ!!」

怒鳴られるとリュウジも同じように頷く。


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