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あなたの面影
第10章 告白
「ストップ!!」
思わず私は右手を挙げて彼の饒舌を止めさせる。
「ん? なに?」
「なにじゃなくて!! そっちの発言の方がドSのカミングアウトより驚いたんですけど!! なんですかその生まれついての奴隷体質って!?」
「奴隷っていっても愛奴だよ? 性的な意味での----」
「そういう意味の質問じゃなくて!! えっ、なに? 一仁さんって私が被虐趣味の奴隷体質だから好きになってくれたわけですか?」
怒りを通り越して呆れてしまっていた。
「きっかけは、だからな? 今は人間として尊敬する部分も含めて全部好きだ」
愛奴の話をされた後でそんな壮大なことを言われても後付けのような気がして素直に受け取れない。
「はぁ……もういいです……」
「よくねぇし!! きっかけなんてそんなもんだろ!!」
思わず私は右手を挙げて彼の饒舌を止めさせる。
「ん? なに?」
「なにじゃなくて!! そっちの発言の方がドSのカミングアウトより驚いたんですけど!! なんですかその生まれついての奴隷体質って!?」
「奴隷っていっても愛奴だよ? 性的な意味での----」
「そういう意味の質問じゃなくて!! えっ、なに? 一仁さんって私が被虐趣味の奴隷体質だから好きになってくれたわけですか?」
怒りを通り越して呆れてしまっていた。
「きっかけは、だからな? 今は人間として尊敬する部分も含めて全部好きだ」
愛奴の話をされた後でそんな壮大なことを言われても後付けのような気がして素直に受け取れない。
「はぁ……もういいです……」
「よくねぇし!! きっかけなんてそんなもんだろ!!」