この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あなたの面影
第10章 告白
「そんなもんって言うほど一般的じゃないですからね、一仁さんの場合」

いっそ胸の大きさに惹かれたといわれた方が幾分かはましな気がする。

「いや、そりゃ一般的じゃないかも知れないけどさ。でもきっかけなんてどうでもいいだろって話だよ。イケメンだったとか、優しかったとか……元カレにそっくりだったとか、さ……」
「そこでそれ言う?」

さすがに苦笑いしてしまう。

「まあ、きっかけなんてそんなもんだって話だよ。ようはさ、知り合って、惹かれあって、付き合いが深まっていくなかでどれだけ相手を大切に思えるか。尊重できるか。人として尊敬できるかって事なんじゃないのか?」

聞く耳を持つまいと思っていたのに、結局彼の言葉は私の心を懐柔してしまう。
なんだか、本当に狡い。
けど、そんなところも好きだった。
迷ってばかりで前に進めない私の手を引っ張っていってくれる。
/338ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ