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あなたの面影
第11章 『あなた』
「驚いたっていうか……外国の人が多いね……それも働いてる人というよりは旅行してるような」
「そうだろ? この辺りは格安の宿泊施設が多いから最近は外国のバックパッカーがたくさんいるんだ。日本で治安が悪いなんて言っても海外の人から見たら全然治安が悪いと感じないレベルだからね」

陰鬱な空気が漂う街というイメージは実際に足を踏み入れて払拭されていた。
確かにおしゃれな街とかきれいな街というイメージはないが、雑多で賑やかで活気のある街という印象を受けた。

「ここに泊まってるんだ」

聡志が指差したのは木造の古びた宿泊施設だった。
入るのは少し勇気がいるが、躊躇っては聡志に対しても失礼だと思い迷わずに入る。

玄関はひとつで内部の廊下でそれぞれの部屋に行くというタイプだ。

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