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あなたの面影
第13章 笑顔の別れ
そんなとこが無神経なようで実は意外と気が利く人だ。

「あのっ……すいません。俺がキレちゃって……」
「ううん。ありがと。あのままなら私がキレてたかも」

問題はむしろこの梶原君だ。

ずっと気付かない振りをし続けてきたけど、梶原君が私に好意を寄せてくれていることは鈍感な私でも流石に気付いている。

というか、同期の亜利沙に指摘されて気付いたのだけれども、言われてみれば確かに梶原君は常に私のそばにやって来る。
喋るときもなんか少し緊張してて、こっちまでなんだか気まずく緊張してしまう。

申し訳ないけど梶原君を男性として見たことは一度もない。
そそかっかしくて見ててハラハラさせられるタイプだ。
けど凄く努力家で、強がりとか言うから可愛い弟みたいな感じで見ていた。

男の人の割に柔らかなラインで大きな目やソバカスがうっすらと残る顔も可愛らしさを増長させている。


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