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ダークサイド・ムーン- 催眠術師の秘密倶楽部 序章 -
第10章 幼馴染みから性奴隷へ
「…お兄ちゃ~ん…」
頭をフル回転させて歩を呼び込む口実を考えている僕を呼ぶ声がする。
聞きなれた声に僕は振り向く。
瑠奈だ。
瑠奈は大好きなお兄ちゃんに逢えた偶然に満面の笑顔で駆け寄ってくる。
「…お兄ちゃんっ!…」
瑠奈の腕が勢いよく僕の腕に絡まりつく。
「…あらっ!…瑠奈ちゃん…こんにちは…今…帰り?…」
楽しそうに僕の腕に纏わり付く瑠奈に歩が微笑みかける。
「…あっ!…お姉ちゃん…こんにちは…」
瑠奈は歩の事を「お姉ちゃん」と呼んで幼い頃から懐いている。
そうだっ!瑠奈だ。瑠奈を使おう。
「そういえば、瑠奈。瑠奈は数学で解らない問題があるって言ってなかったっけ」
僕は瑠奈に目配せする。
『頼む。瑠奈』
僕は瑠奈の反応を祈りながら待った。
「…えっ!?…数字?…」
「この前、言ってたじゃないか。超難しいって」
『頼む。頼む。瑠奈』
「…あっ!…そうそう…超~難しい問題…あったぁ!…」
瑠奈は僕にウィンクする。
「歩は数学、得意だから教えてもらったら?」
僕は被せる様に言う。
「…そうだっ!…お姉ちゃん…教えて…受験に出そうなの…その問題…」
「…う~ん…私に解るかなぁ?…どんな問題?…」
未知の問題に少し不安げに歩は答える。
「…今…持ってないの…家にあるんだけど…お姉ちゃん…これから…暇?…」
「…えっ!?…別に予定はないけど…」
顎に手を当て歩が考える。
頭をフル回転させて歩を呼び込む口実を考えている僕を呼ぶ声がする。
聞きなれた声に僕は振り向く。
瑠奈だ。
瑠奈は大好きなお兄ちゃんに逢えた偶然に満面の笑顔で駆け寄ってくる。
「…お兄ちゃんっ!…」
瑠奈の腕が勢いよく僕の腕に絡まりつく。
「…あらっ!…瑠奈ちゃん…こんにちは…今…帰り?…」
楽しそうに僕の腕に纏わり付く瑠奈に歩が微笑みかける。
「…あっ!…お姉ちゃん…こんにちは…」
瑠奈は歩の事を「お姉ちゃん」と呼んで幼い頃から懐いている。
そうだっ!瑠奈だ。瑠奈を使おう。
「そういえば、瑠奈。瑠奈は数学で解らない問題があるって言ってなかったっけ」
僕は瑠奈に目配せする。
『頼む。瑠奈』
僕は瑠奈の反応を祈りながら待った。
「…えっ!?…数字?…」
「この前、言ってたじゃないか。超難しいって」
『頼む。頼む。瑠奈』
「…あっ!…そうそう…超~難しい問題…あったぁ!…」
瑠奈は僕にウィンクする。
「歩は数学、得意だから教えてもらったら?」
僕は被せる様に言う。
「…そうだっ!…お姉ちゃん…教えて…受験に出そうなの…その問題…」
「…う~ん…私に解るかなぁ?…どんな問題?…」
未知の問題に少し不安げに歩は答える。
「…今…持ってないの…家にあるんだけど…お姉ちゃん…これから…暇?…」
「…えっ!?…別に予定はないけど…」
顎に手を当て歩が考える。