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仔猫と狼
第2章 その一言が
学校に行かなくなって、一週間が経った頃…



とうとう、忙しい両親の耳にも入ってしまった。




その夜、私は両親に何故学校をサボったのかを問い詰められた。






私は、正直に『生きる意味が分からなくなった。』と伝えた。





両親は、絶句したのち私の頬を思いっきり引っ叩いた。






私には、一瞬何が起こったのか分からず、呆然とした。




しかし、すぐに頬が熱くなり私は理解した。





私は、やはり愛してなどもらえていないのだ。







目の前で両親は何か怒鳴っているが、何を言っているのか耳には入ってこなくなり、猛烈に哀しみと怒りと絶望が押し寄せてきた。







その時、突然両親に腕を掴まれ、現実に引き戻された。






でも、私には掴まれた手が気持ち悪くて、ここには、いたくなくて…



裸足のまま家を飛び出した。
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