この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
《番犬》が女に戻るとき...
第13章 球技大会 ~汗と鉛と、苛立ちと~


意味ありげな態度で、可笑しな言葉で

私を惑わしながら周りをうろちょろと鬱陶しい…。

何故、あいつの言葉や表情を私が気にして生活しなきゃいけないんだよ。


あいつの人気が気に食わないし

告白されてるのも腹が立つ…!!



──で? つまるところ


《篠田は男が好きでした》だ?



からかうのもいい加減にしてくれよ。



結局は、ぜんぶが冗談のお遊びか


完璧な男のただの暇潰しか。




「ふざけるな…こっちは真剣に生きているんだ」





試合も充分に見れなくなった茜。

彼女は自分の脚に両肘をつき、頭を抱えるようにして下を向いた。

…茜は、ただただ悔しかった。

零の余裕が、自分の弱さが──。





/613ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ