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『うぅ』としか鳴けない
第5章 屋外
レザーのマイクロミニの両脇は編み上げになっていて、素肌がハッキリとわかる。

シルクのチューブトップに大判ストール。

あとは玄関にヒールが置いてあるだけだ。

『よく似合う(笑)みんな好奇の目でお前を見るだろうな(笑)』

灯子は躯中から火が出そうなくらい真っ赤になって、固まったまま動けない。

『どうした?足りないなら、首輪も着けるか?リードがいいか?』

『いえ、御主人様、これで充分でございます…』

『行くぞ。』

『…はい』

歩く度に鈴がかすかに鳴る。灯子は軽い疼きを覚えたが、恥ずかしさが上回りそれどころではない。

ちらほらと人とすれ違う度に、躯が強張ってしまう。
主が、灯子の腰に手を回し、尻を「スー」と撫でた。


『はうぅ!』
鈴の音と尻に走った快感で、ついに灯子が身悶え始めた。



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