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『うぅ』としか鳴けない
第5章 屋外
『みなさん、ご覧なさい。灯子は、こんなことをされても嬉しいのです。』

『ほんとだ…目がうっとりしてる!』

『本来なら、鞭打ちで蝋を落とすんですが、なにぶん音がね…』

主は、リードを外すと、仰向けになるよう、灯子に言った。


『わーっ!!すげーマン汁!』

テーブルに大きなシミを作っていた。

『はあ〜ん…もっとくださいませぇ…』

『やるよ、お前がやめてと言ってもな(笑)』

足の指先や、甲、内腿、付け根、腹、そして、乳房から乳首へ……

『ううっ!!うーーっ!う、う、う、ううーーっ!!』

『ひゃーああーーっ!!!』

ついに叫んでしまった…

口が塞がれ、蝋の落とし位置が下がった。

『んーーっ!!!うっ、うーーーっ!!うっ!うっ!ん、んーーーっ!!!』

酸欠気味になった灯子を見て、主は、蝋を終了した。



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