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『うぅ』としか鳴けない
第6章 鬼畜に鳴く悦び
疼きを増した、悶える躯は物凄く淫靡で、すぐにでも灯子を犯したかったが、目的は、今夜はそれでは果たせない。主の鬼畜な目論みは始まったばかり………


暗くなるまでのあと数時間、主と灯子は映画館に入った。


場末の綺麗とは言えない映画館では、ちょうど濡れ場シーン。

灯子の喘ぎが掻き消され都合が良かった。

『御主人様ぁ…しゃぶらせてくださいぃ……』

『だめだ。ちゃんと椅子に座れ!』

『うぅ…うぅ…はあぁ』

主は装具の振動を更に強め、灯子がどこまで耐えられるかを見ていた。

『うぎっ!あうぅっ!!うぅ、うぅ、うぅ!!』

『あぐぐ…うぎゃあ!ああああ!うぎゅうっ、うぎゅうっ、ぐわぁぁぁ…』

『灯子、下品だな。黙れ!』



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