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『うぅ』としか鳴けない
第9章 灯子 第二章
軟らかい、温かいシャワーが躯に当たる。傷口にしみてはいない。
ただ、動かない躯が痛い。それは、筋肉痛と打ち身のせい。

頭がぼーっとして、めまいが止まらない。


『まだ、熱が高いから、じっとしていなさい。』

『はい…御主人様…』

『髪も伸びたな。身体が治ったら、美容院で綺麗にしてもらおうな、灯子。』

マッサージをされているような心地好い洗髪に、灯子はまた眠りに落ちた。


何日寝込んでいたのだろう……

時々、消毒液の匂いがしていたのは、定期的に訪れるドクター?

その消毒液の匂いを感じるたびに、回復するのを実感していた。


灯子は瀕死の重傷だった。身体中についた傷、浅いもの、深いもの、裂傷、とにかく、傷が無いのは顔だけで………


怪我で重体だった。そう、死んでもおかしくないほどの拷問だったのだから……



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