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『うぅ』としか鳴けない
第10章 灯子 第三章
『御主人様ぁ……』
『照れ臭いな(笑)灯子、プレゼントだよ。』
『え?あ…す、素敵な花束…え?御主…』
『灯子、結婚しよう。』
『あ…あの…ま、待って…』
灯子は、今、この玄関ホールで起きていることが解らなかった。
冷静になろうとすればするほどパニックになり、ただただ主を見つめ、フリーズしていた。
『灯子。灯子?灯子!』
『はいっ!』
『部屋に行かせてくれないか?』
『すっ、すみません!』
……………………………
上着を脱ぎ、ネクタイを緩め、外しながら主が言った。
『カメラで灯子を見ていたんだよ、盗撮さ。すまなかったね。』
『盗撮?』
『照れ臭いな(笑)灯子、プレゼントだよ。』
『え?あ…す、素敵な花束…え?御主…』
『灯子、結婚しよう。』
『あ…あの…ま、待って…』
灯子は、今、この玄関ホールで起きていることが解らなかった。
冷静になろうとすればするほどパニックになり、ただただ主を見つめ、フリーズしていた。
『灯子。灯子?灯子!』
『はいっ!』
『部屋に行かせてくれないか?』
『すっ、すみません!』
……………………………
上着を脱ぎ、ネクタイを緩め、外しながら主が言った。
『カメラで灯子を見ていたんだよ、盗撮さ。すまなかったね。』
『盗撮?』