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『うぅ』としか鳴けない
第10章 灯子 第三章
『盗撮?盗撮って…』

着替えを済ますと、灯子の腰に手を回し、ソファーへと誘(いざな)いながら主が灯子の言葉に繋げた。

『離れていても、君を見ていたかったから。』

主が家中にカメラを仕掛けたのは、ひとつは、それが理由であった。ただ…もうひとつ、灯子を監視するためでもあった。

『灯子が、初めて会ったあの日ですら僕の名を呼ぶことは無かった。この家に来るまでの2ヶ月の間も、金崎さんとすら呼ばなかった。それが、突然、震える背中の向こうから琢磨と聞こえた時、僕は解ったんだ。俺も灯子を愛してる!ってね。』


灯子は、静かに瞳から一筋の涙を落としていた。



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